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山本 克宗; 岡川 誠吾; 横内 猪一郎; 戸根 弘人; 伊丹 宏治
JAERI-M 7801, 15 Pages, 1978/08
昭和46年以来、日本原子力研究所大洗研究所材料試験炉の照射装置の一つである高温高圧水ループ(OWL-1)を用いて、人工欠陥燃料による軽水型原子炉燃料の安全性試験が行なわれてきた。この実験の際にOWL-1の一次冷却水中に放出される放射性ヨウ素の分析法について若干の検討を行なった。その結果、分析法によっては測定値がヨウ素の化学形の影響をうけることがわかった。またこの種のFP放出実験での放射性ヨウ素測定法としてはキャリアーとしてヨウ化カリウムとヨウ素酸カリウムを加える方法が適していることがわかった。
高橋 正雄
核物質管理ニュース, 3(11), p.3 - 4, 1974/11
保障措置では周知の通り主要測定点での、ウランとプルトニウムの量、およびその同位体比の正確な測定が要求される。さて、化学分析法は他の物理的な測定法と異なり破壊法なので、試料の化学形による適用の制限がなく、一部の方法は標準試料を用いずに重量変化や電気量の測定から直接核物質を求めるいわゆる絶対測定も可能である。また相対測定の場合も標準試料が入手しやすいといった利点がある。しかし、サンプリング誤差が入りやすく、一般に測定時間が長いこと、方法によっては操作に熟練が要求されるといった欠点を持っている。以下、核物質中のウラン,プルトニウムの定量法について、代表的な方法の概要,測定精度,問題点について述べる。
夏目 晴夫; 岡下 宏; 梅澤 弘一; 小森 卓二
日本原子力学会誌, 15(6), p.364 - 368, 1973/06
燃焼率測定技術のうち破壊法(非破壊法は続章)について解説した。方法はFPモニター法と重元素同位体比法に大別され、この2法について原理、算出方法を示した。前者についてはモニター核種の選択基準、比較検討を加えた。つぎに破壊法の現状を解説した。試料の溶解および分離、精製段階の主な問題点を掲げ、種々な分離方法を文献で示し、代表例として当部で採用している方法を説明した。最後に今後の課題として、照射ずみ炉心からのサンプリング、同位体相関技術、核データ、測定機器の自動化の各項について研究項目を解説した。
本島 健次; 石渡 名澄
超微量成分分析, 3, p.207 - 232, 1970/00
本章においては,水中超微量成分の分析法の1つとしての放射化学分析法を対象に,その分析操作を記述する.すなわち,放射能の利用により水中に存在する放射性同位体の超微量を分析する方法の具体的な例として,河川水,原子炉冷却水および放射性物質処理施設廃水などの中の放射性核種の定量法を詳細に記述する.
亀本 雄一郎; 山岸 滋
日本化學雜誌, 86(1), p.74 - 77, 1965/00
再放射化分析法をマグネシウム、水銀の定量に適用した。マグネシウムの定量にはつぎのような操作を行なった。試料を6分間中性子照射し、化学分離を行なってMgを放射化学的に純にとりだし、照射終了7分後に線スペクトルを200秒間計測する。測定後Mgの壊変しつくすのを待ち、3分間再度中性子照射し、1分間冷却、第2回の測定を2分間行なった。この第1回、第2回のMgの光電ピークの高さから収率を補正した定量値を計算した。水銀の定量もほぼ同様な操作で行なった。このときの条件としては、第1回照射4分間、化学分離4分間、第1回測定2分間、第2回照射20分間、冷却4日間、第2回測定100秒間であり、第1回測定のHgの0.203MeVの光電ピーク、第2回測定のMeVの光電ピークの高さから収率を補正した定量値を計算した。